割れた断面を「一体化」させる専用樹脂技術。「接着」ではありません。「接合」です。強度と美観を取り戻すプロの技。オリジナルの透明感とツヤ感を損なわない。

ブランド品の樹脂製バングル修理 — もう諦めない、“想い出のアクセサリー”を再び美しく
お気に入りのブランド品バングルが割れてしまったとき、「もう直らない」と思っていませんか?
実は、金属だけでなく樹脂製ジュエリーや樹脂アクセサリーも、専門の技術でしっかりと修理が可能です。
今回は、ルイ・ヴィトンのような高級ブランド品バングルで多く見られる「樹脂の割れ・接合修理」についてご紹介します。
加工前の状態とご相談内容
お預かりしたのは、樹脂製ジュエリーならではの温かみあるデザインが印象的なバングル。
ヒンジ部分から大きく割れてしまい、留め具もずれて閉まらない状態でした。
お客様からのご相談内容はこうです:
「大切な人にもらったブランド品なんですが、落とした瞬間に“パキッ”と割れてしまいました。
接着してもすぐ外れてしまい、修理ができるか不安です。」
こうしたバングル修理のご相談は年々増えています。特に樹脂アクセサリーは経年劣化や乾燥により、素材が硬化して割れやすくなる傾向があります。
修理の流れ
① 割れた部分の整形と接合準備
割れた断面をそのまま接着しても、強度が保てずすぐ再び破損してしまいます。
そのため、まずは割れた部分を丁寧に整形し、再接合に適した面を作ります。
この工程が、バングル修理で最も重要なステップです。
② 専用樹脂で再接合
専用の透明樹脂を使用して、オリジナルの素材に限りなく近い接合を行います。
単なる「接着」ではなく、素材を一体化させることで、樹脂製ジュエリーとしての強度と透明感を取り戻します。
③ 表面研磨と光沢復元
接合後、全体を研磨し、光の反射が自然に見えるよう整えます。
この段階で、樹脂アクセサリー特有のツヤ感と深みが再現されます。
④ 金具部分の調整
ブランド品のバングル修理では、金属パーツのゆがみや緩みも同時にチェックします。
特にヒンジ部分は開閉の精度が重要なため、バランスを微調整して動きをスムーズにしました。
修理後の仕上がり
修理後の樹脂製ジュエリーは、見た目にもまったく違和感がなく、
もともとの高級感と透明感をそのままに保ちつつ、しっかりとした強度を実現しました。
まるで新品のように戻った姿に、お客様も思わず「新品を買い直したみたい!」と笑顔に。
樹脂アクセサリーは繊細な素材ですが、正しい方法で修理すれば再び美しく輝きます。
ブランド品バングル修理が増えている理由
ここ数年、ブランド品の中でも「樹脂素材を使ったジュエリーやバングル」が人気を集めています。
一方で、それらの修理を受けられる店舗は限られており、
「ブランドに断られた」「接着剤では再現できなかった」という声も多く寄せられています。
しかし、専門的な知識と技術を持つ工房では、次のような対応が可能です。
- 樹脂の割れや欠けを修復
- ヒンジ・金具部分の再固定
- 素材のツヤ・透明感の復元
- 仕上げコーティングによる保護
つまり、「もう直らない」と思われがちな樹脂製ジュエリーでも、プロの手で新品同様に蘇るのです。
こんな方におすすめ!
- 割れてしまったバングル修理を諦めていた方
- 思い出のブランド品を再び身につけたい方
- 経年変化でツヤを失った樹脂アクセサリーを復活させたい方
- 高級樹脂製ジュエリーを長く大切に使いたい方
バングル修理や樹脂アクセサリーの修理は、見た目以上に繊細な作業です。
しかし、素材の特性を理解し、適切な方法で加工すれば、
高級ブランドの樹脂製ジュエリーも驚くほど美しく蘇ります。
- 「割れてしまった」
- 「金具が外れた」
- 「ツヤがなくなった」
そんなお悩みを抱える方は、ぜひ一度ご相談ください。
大切なブランド品を、もう一度手元で輝かせるお手伝いをいたします。
修理加工前

修理加工後




