「愛犬の肉球」を指輪に刻む。レーザー深彫り+ロジウムメッキで永遠の形に!「世界に一つだけ」を叶える。手描きデザインをそのままレーザー刻印。

【加工事例】SVリング内側にオリジナル肉球デザインを深彫りレーザー刻印鏡面磨き+ロジウム厚メッキで特別な1本に
「自分だけの特別なリングを作りたい」
「大切なペットの“記憶”をアクセサリーとして残したい」
ここ数年、こういった オリジナルリング製作 のご相談がとても増えています。
今回ご紹介するのは、シンプルな SVリング の内側に、お客様が描かれた オリジナルの肉球デザイン をレーザー刻印で深彫りし、その後 鏡面磨き仕上げ+ロジウム厚メッキ まで行った加工です。
■ご依頼内容
- SVリング の内側にオリジナル肉球レーザー刻印(深彫り)
- 鏡面磨き仕上げ
- ロジウム厚メッキ
- 名入れ加工を伴うオリジナルリング製作
- 「世界に一つだけのリングを作りたい」から始まったご相談
お客様が持ち込まれたのは、シンプルな SVリング。
「ここに大切なペットの“肉球デザイン”を入れたい」とご依頼をいただきました。
細かなニュアンスを話し合った結果、今回は
- 肉球の形をしっかり立体的に見せる深彫り
- デザインが埋もれないよう鏡面仕上げ
- 変色防止と高級感UPのためロジウムメッキ
という方向性で進めることになりました。
「市販品には絶対にない、自分だけの意味を持つ指輪を作りたい」
そういった想いを実現するのが、
私たちのような 名入れレーザー刻印加工+メッキ加工×OEM製作の仕事です。
- SVリングへの“深彫りレーザー刻印”は高度な技術が必要
SVリング にレーザー刻印を入れることは珍しくありませんが、内側に大き目で深彫り加工をする となると話は別。リング内側は湾曲しているため、レーザー刻印の焦点がズレやすく、平面とは全く違う難しさがあります。
■深彫りレーザー刻印が難しい理由
- 焦点距離が変わりやすい
- 彫りの深さが均一になりにくい
- デザインが歪んで見える
- オリジナルデータこそ、イメージをそのまま反映する難しさ。
そのため、今回のように オリジナルリング製作の加工 では、彫り方向・深さ・レーザーのパワーを細かく調整しながら、少しずつ刻んでいきます。
なおかつ 名入れ加工として一生使用しても消えない刻印深さ に到達するまでレーザーを往復させます。
完成した肉球は、とても深く掘ることができ、なおかつ指に触れても違和感がない仕上がりです。
- 鏡面磨きでジュエリーを整える
レーザー刻印後は、SVリング全体を 鏡面磨き へ。SVリングは加工中にどうしても細かなスレが入ります。
特にオリジナルリング製作の場合は、刻印だけではなく仕上がり全体が大切。
そこで以下の工程を丁寧に行います:
- 表面のキズを均一に整える
- 内側の刻印部分周り(バリ)も手作業で美しく磨く
- 光の反射が均一になるまで仕上げ磨き加工をする。
仕上がっていく途中、肉球刻印が徐々にリングのメインとして感じる瞬間があり、職人として最も手応えを感じる工程です。
- ロジウムメッキで“長く使えるリングへアップグレード
SVリングはどうしても時間と共に変色するため、今回は ロジウム厚メッキ を選択いただきました。
■ロジウムメッキのメリット
- 変色しにくい
- シルバーより明るい高級感
- 汗・水に強い
- 名入れ加工した部分も長く綺麗に保てる
ロジウムはプラチナ系の金属で硬度が高く、
オリジナルリング製作をし、長く使用したい場合は最適な 仕上げ方法です。
深彫りレーザー刻印の肉球もロジウムメッキを刻印の中にまでかけることによって皮脂などが溜まっても変色を防止することができます。
- 完成|世界に一つだけのあなただけのシルバーリング
完成したリングは、
- 鏡のように美しい鏡面仕上げ
- 内側にくっきりとした肉球の深彫りレーザー刻印
- ロジウムメッキで白く輝くジュエリーの質感
という、まさに 唯一無二のオリジナルリング。
「想いを形にする」という意味では、
量産リングにはできない、特別なリングに仕上がりました。
- SVリングの魅力を最大限に引き出す“名入れ×レーザー刻印×ロジウムメッキ”
今回のレポートでは、
- SVリング
- 名入れ加工
- レーザー刻印
- オリジナルリング製作
- ロジウムメッキ
という5つのキーワードを中心に、職人目線で加工工程をご紹介しました。
「リングに想いを込めたい」
「ペットの思い出をアクセサリーで残したい」
「長く綺麗に使えるリングにしたい」
そんな方には、今回のような 深彫りレーザー刻印+鏡面磨き+ロジウムメッキ の組み合わせがおすすめです。
修理加工前

修理加工後





