マットな黒じゃない。光が当たると妖しく金属光沢を放つ「艶ありブラック」。クロムハーツ特有の複雑な彫りも、均一な黒に!

クロムハーツリング ブラックロジウムメッキ新品仕上げ 加工事例
今回の加工内容は、クロムハーツリングのブラックロジウムメッキ新品仕上げとなります。
お客様からのご相談は、「今のクロムハーツの雰囲気は残したまま、真っ黒なクロムハーツのリングにしたい」という内容でした。
クロムハーツのリングは、もともと燻し加工によって陰影を出しているデザインが多いのですが、使い方によってはこのように燻し部分が抜けてくることもございます。
まだ十分使える状態ではあるのですが、少し迫力を感じなくなっている状態です。そこで今回は、ブラックロジウムメッキによる新品仕上げ加工をご提案させていただきました。
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加工前の状態
加工前のリングは、燻しがだいぶ抜けてしまい、シルバー色が目立つ状態になっていました。
クロムハーツのリングは、立体的な彫りが多く入っているデザインです。
その彫りの陰影によって独特の存在感が出るのですが、燻しが薄くなると
彫りが浅く見えてしまったり、本来のデザイン感があまり感じずらい雰囲気になります。
「まだ使えるけれど、少し物足りない」
そんな時こそ、ブラックロジウムメッキで真っ黒にするのが良いかと思います。
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今回の加工工程
今回の加工は、以下の工程で進めていきました。
・表面の汚れ、酸化膜の除去
・形状を変えない鏡面磨き加工
・ブラックロジウムメッキ加工
・変色防止として、クリア塗装
今回のポイントは、燻しとは違うまっ黒の質感を作ることです。
燻し加工は、銀を化学反応で黒く変色させる方法ですが、
ブラックロジウムメッキは、リング表面に黒系のロジウム皮膜を形成する加工になります。
そのため、色味が均一であり燻し加工よりも黒味が深くなります。
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ブラックロジウムメッキについて
ブラックロジウムメッキは、通常のロジウムメッキとは比べものにならない程、黒く仕上がる表面処理になります。
マットの黒では無く、光が当たった時に金属の艶が少し見える程度に調整しています。
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加工後の状態
加工後のリングは、全体にブラックロジウムメッキが入り、
リング全体の印象がかなり変わりました。
燻しの「自然な黒」とは少し違い、ブラックロジウムメッキは全体的に真っ黒!!という印象になります。
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職人として意識したポイント
今回の加工で一番意識したのは磨きすぎによる形を変えないこと、そして黒は黒でもマット感がある色では無く光が当たると輝く黒にすることです。そのために、今回の加工は、下地研磨で角を落としすぎず、光沢のバランスを意識しメッキの時間を変えていくことを意識して仕上げています。
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クロムハーツリングの再仕上げについて
クロムハーツのリングは、仕上げ方法によって
かなり印象が変わります。
例えば
・燻し直し
・鏡面磨き
・ロジウムメッキ
・ブラックロジウムメッキ
・K22メッキ
など、さまざまな再仕上げ方法があります。
今回のブラックロジウムメッキ新品仕上げは「より重厚感を出したい方」「他の人と被らないように、自分だけの物にしたい方」には特におすすめの加工になります。
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今回の加工事例は、クロムハーツリングのブラックロジウムメッキ新品仕上げ加工でした。
単なる磨き直しではなく、リングの質感そのものを変える再仕上げになります。
燻しが抜けてしまったリングや、真っ黒にしたいリングなどには、ブラックロジウムメッキという選択肢もございます。アクセサリーは長く使うものですので、状態に合わせた再仕上げを検討してみるのも一つの方法かと思います。
またのご依頼お待ちしております。
ありがとうございました。
修理加工前

修理加工後




