正規店で断られた方へ。デザインは大好きだけど、着けると痒くなる。そんなブランドアクセサリー特有のお悩みに。

シャネルのピアスを「一生もの」に。K18ポスト交換と再メッキで金属アレルギー対策
シャネル(CHANEL)のロゴモチーフのピアス。
ブランドアクセサリーの中でも定番中の定番ですが、実は「デザインは大好きだけど、着けると耳が痒くなる」というお悩みを抱えている方が非常に多いアイテムでもあります。
今回のご依頼は、そんなお悩みを根本から解決しつつ、新品の輝きを取り戻すフルコースのメンテナンスです。
単なる見た目の修理だけでなく、「これからも安心して使い続けるため」の機能的なカスタマイズをご提案いたしました。
【加工前】シャネルピアス 表面のメッキ剥がれと金属アレルギーの問題
長年のご愛用により、全体的にメッキが薄くなり、地金の変色が目立ちます。
また埋め込まれている石ですがノリで留められている為、必然的にメッキ加工の際には新品交換が必須になります。また、元々使用年数が経っている為新品に比べて曇ってきているのでこのタイミングで新品に交換して良かったと思います。
そして一番の問題は、お客様が金属アレルギーをお持ちだということでした。
ブランドアクセサリーの多くは、デザイン性を重視して真鍮などの合金にメッキを施しているため、ポスト(耳に通す針)の部分でアレルギー反応を起こしてしまう方が少なくありません。
金属アレルギー対策:ポストを「K18製」へ交換
今回は、メッキをかけ直す前に、既存のポストを切り離し、K18(18金)製のポストへ付け替える加工を行いました。
- なぜK18なのか: K18は化学的に非常に安定しており、金属アレルギーを起こしにくい素材として知られています。
- 「塗り」ではなく「素材」を変える: ポスト自体を本物のK18に交換することで、表面のメッキが剥がれてアレルギーが出るという心配を根本から無くします。
- 職人のこだわり: ポストのロー付けは非常に細かな作業です。シャネルのロゴ部分に熱の影響を与えすぎないよう、慎重に、かつ強固にレーザー溶接で固定していきます。
これで、「可愛いけれど耳が痛くなるから着けられない」というストレスから解放されます。
輝きの再生:石交換とK18厚メッキ仕上げ
土台のカスタマイズが終われば、次は見た目の美しさを取り戻す工程です。
- 石交換: メッキ加工の際に新しいクリスタル石へと交換しました。
- K18メッキ: 仕上げに、通常の装飾用メッキよりも厚くK18メッキを施します。これにより、本物の金特有の温かみのある輝きが蘇ります。
【加工後】シャネルピアス:新品以上の安心感
くすんでいたK18カラーが、新品時のような綺麗な輝きを取り戻しました。
ストーンの一つ一つが光を反射し、シャネルらしい高級感が溢れています。
見た目は新品同様、あるいはそれ以上ですが、中身(ポスト)はK18。
「ブランドの価値」と「日常の使いやすさ」を両立させた、まさに一生もののピアスへと進化しました。
諦める前に、一度ご相談ください。
「ブランド品だから、改造するのは気が引ける」
「金属アレルギーでシャネルにポスト交換を相談したら断られた、、、」
そんな方にこそ、私たちの技術を知っていただきたいと思っています。
私たちは、お品物のオリジナルデザインを最大限に尊重しながら、今のあなたに最適な形へとアップデートすることを得意としています。
- LINEで無料お見積り: 写真を送っていただければ、ポスト交換の可否や費用の目安を具体的にお答えします。
- 加工可否判断またリスクの説明: 構造上、どうしても加工が難しい場合も稀にあります。その際は、無理に受けるのではなく、プロとして誠実な代替案をご提案します。
ご依頼いただき、ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。
修理加工前

修理加工後




