FENDI ブレスレットのロジウムメッキ新品仕上げ!太めの喜平チェーンと中央に配置されたFENDIのロゴ

この度は、FENDI ブレスレットのロジウムメッキ新品仕上げをご依頼いただき、誠にありがとうございました。
今回のブレスレットは、太めの喜平チェーンと中央に配置されたFENDIのロゴが印象的な一本。シンプルながら存在感のあるデザインで、加工にも独特の難しさがありました。
鏡面仕上げと形状バランスの両立がカギ
このブレスレットの最大のポイントは、チェーン一つ一つがしっかりとボリューム感を持ちつつも、丸みのある形状で構成されている点です。
そのため、磨きの工程では「光沢を出すこと」と「滑らかなラインを保つこと」の両立が非常に重要でした。
特に、チェーンの接続部分や裏側などは、工具が当たりにくく磨き残しが出やすい箇所。見えにくい部分ほど丁寧に、仕上げさせていただきました。
ロゴの印象を引き立てる繊細な処理
FENDIのアイコンである「FFロゴ」は、ブレスレット全体のデザインの中心。ここがくすんでいたり、光沢が曇っていると全体の印象が台無しになります。
そこで、ロゴ周辺はエッジを保ちつつ、周囲よりも少しだけ強めに磨き込みを調整。ロジウムメッキがきれいに乗るように、均一な面と深みのある陰影を意識しながら加工しました。
見違えるような仕上がりに
加工前は全体的に細かい傷とくもりがあり、輝きが抑えられた印象でしたが、仕上がり後はまるで鏡のような光沢とシャープな印象に生まれ変わりました。ブレスレット自体の存在感が一段と増し、より高級感のあるアイテムへと変化しています。美しさはディテールに宿る。そんな作業でした。
今回のように、しっかりとした重量感のあるアクセサリーほど、仕上げの“質”が見た目に直結します。ロジウムの持つ上品な白さと、職人の研磨技術の融合によって、FENDIらしい洗練された雰囲気がしっかりと蘇りました。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。今後も大切なアクセサリーの輝きを取り戻すお手伝いができれば幸いです。
修理加工前
修理加工後
ありがとうございました。

